1858年、登別に沸く温泉の噂を耳にした滝本金蔵は、皮膚病に苦しむ妻を連れ山奥を分け入った。
辿り着いた温泉に浸かった妻の皮膚病は見る見るうちに快癒。その効果に驚き、この効能が広く利用されるようにと、湯宿を設けました。それが「愛妻の湯」滝本の始まりです。
金蔵が開湯した登別温泉は、現在では年間280万人もの観光客が訪れる全国有数の人気温泉地となりました。一方、「湯もと滝本」は、幾多の変遷を経た後、1953年(昭和28年)に第一滝本館と旅館名を改め、金蔵のおもてなしの精神を受け継いで現在に至っています。
北海道の幸をまるごと堪能するお料理
第一滝本館では四季毎の和食会席膳をご用意しております。
春の膳は3月から5月、夏の膳は6月から8月、秋の膳は9月から11月、冬の膳は12月から2月までのご提供です。「一年を通してお越しいただくお客様にも、初めてお越しいただくお客様にも、その時期の一番美味しい和食会席膳をお楽しみいただきたい」― そんな調理人達の気持ちがこもった旬の味を存分にお召し上がりください。